女流棋士 花短見 (その4)
菫咲き 里菜の花咲く 女流戦

仲邑 菫(なかむら すみれ) 日本棋院東京本院 三段
囲碁の中学生棋士(13)が2022年3月31日、藤沢里菜女流名人(23)への挑戦権を争う
第33期女流名人戦リーグで優勝。
男女通じて史上最年少のタイトル挑戦者になることが決まった。
藤沢女流名人が持っていたこれまでの最年少記録16歳を大幅に塗り替える、初の中学生
チャレンジャー。 (2022年4月16日 敗退)
名人へ スミレまだまだ 開花せず
熱海・田原痩男 よみうり時事川柳 2022/4/20
菫里菜 ジェンダー平等 アスターかな
最近男性棋士と対等に、タイトル戦にも登場。大いに期待。
第26期女流棋聖戦で上野愛咲美女流棋聖を2-1で破り初タイトル獲得。
令和5年(2023年) ☆13歳11ヶ月でのタイトル獲得は最年少記録。
第27期女流棋聖戦三番勝負第1局が2024年1月18日に行われた。
仲邑女流棋聖が挑戦者上野梨紗二段に白番中押し勝ち。
10歳代同士のタイトル戦は囲碁界で初めて。2019年入段の同期対決。
代々の 碁道を受け継ぐ 使命負い

張姉妹 心澄(こすみ)初段、心治(こはる)初段 日本棋院東京本院
曾祖父が木谷実九段、祖父がタイトル獲得60期の小林光一名誉三冠で、祖母は小林禮子七段。実父が張栩九段、実母が小林泉美七段。4世代が日本棋院所属棋士。
親子4代続く棋士の誕生は、日本棋院の所属では初めて。
心澄初段は入段試験で第一位の成績で合格するも、プロ1年目(2020年度)は未勝利に。
最近の通算対戦成績(勝率)は22年度 41%、23年度34%と徐々に力をつけてきています。
『こういう家庭なので、娘を棋士に育てなければという責任を感じていた。
棋力的にはまだまだ物足りないが、まだまだ伸びていくと思う。』
師匠・父 張 栩
囲碁環境に恵まれ素直な心澄初段、近い将来苦難をバネにご活躍されることでしょう。
『とったよ~』女子最年少 心治と心椛