小林光一九段

小林光一(1952年~ )日本棋院東京本院 九段

実利派。部分の味や含みを残さず「決め打ち」をしてしまうことで有名。形勢有利になると相手に逆転を許さず勝ちきる力に定評があり、しばしば勝負に徹した打ち方と評される。

※「決め打ち」: 地に辛く、含みを残さずに決め打ちするスタイルのため、同門の武宮正樹に「地下鉄みたいな碁」と揶揄されたことがあった。が、小林は「地下鉄とはうまいことをいう。碁に勝つためには真理だけを見ればよく、他は目に入れる必要がない」と受け流し、直後のタイトル戦で武宮にみごと完勝した。

いっぽう武宮は1995年の名人戦登場にあたり、小林を揶揄したことを詫びた上で対戦し、小林から名人位を奪取した。

1967年プロ試験合格、入段(14歳)から1978年 九段(26歳)になるまでほぼ毎年のように昇段する。

タイトル獲得数歴代4位(2026年現在)。
七大タイトル(棋聖名人王座天元本因坊碁聖十段)獲得数歴代第3位。
棋聖8連覇、名人7連覇、碁聖6連覇など、数々のタイトル連覇記録を樹立し、歴代2位の3つの名誉称号を持つ(名誉棋聖(棋聖8連覇)、名誉名人(名人7連覇)、名誉碁聖碁聖6連覇))。
1980年代、日中名人戦などで対戦した中国棋士をことごとく降し、中国では「鬼小林」と呼ばれ恐れられた。

木谷実九段の長女小林禮子1996年逝去)との間に一男一女、後妻との間にも子どもがいる。長女小林泉美娘婿張栩、孫の張心澄、張心治もプロの囲碁棋士。

2018年春の褒章で紫綬褒章を受章。

2018年春の褒章で紫綬褒章を受章。

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