趙治勲九段

趙治勲(1956年~ )日本棋院東京本院 九段

実利派[15]。低く構えて地を先に稼ぎ、後から相手の模様に侵入して荒らすタイプ。ギリギリまで最善を求める、妥協のない打ち方をする。シノギに定評があり、普通は到底入れないと見られるような地模様に打ち込んで荒らしてしまうことが多い。

1986年1月6日、交通事故で全治3か月の重傷を負う。車椅子での対局となった棋聖戦で小林光一に棋聖位を奪われ無冠になるが、8月の第11期碁聖戦で大竹英雄九段を3-0で破り碁聖位を奪取。

タイトル獲得数 76(2023年)(歴代2位)

三大タイトル獲得数 (歴代1位)

七大タイトル獲得数 42(歴代2位)

史上初の大三冠(棋聖、名人、本因坊)(1983年)、

グランドスラム((棋聖名人王座天元本因坊碁聖十段))(1987年)、

名人5連覇、本因坊10連覇(1988年)、通算1600勝など数々の記録を樹立。2023年12月25日に日本棋院東京本院で第50期名人戦予選Cが行われ、趙治勲名誉人が久保秀夫七段に白番中押し勝ちをおさめ、公式戦通算1600勝(899敗3持碁4無勝負)を達成した。
1600勝達成(2023年)は史上初。67歳6ヵ月、入段から55年8ヵ月、達成時勝率6割4分での1600勝達成となった。

大一番での勝負強さから「七番勝負の鬼」の異名も取った[1]
番碁の鬼
「番碁」とは、同じ2名の対局者が複数回の対局を行い、勝数が多い方を優勝者等とする仕組みを指す言葉。通常タイトル戦は、三番勝負、五番勝負、七番勝負などの形式で行われる。

2019年 紫綬褒章を受章

彼が交通事故でケガをした時に、「手術のために麻酔が必要だとしても、

『碁が弱くなっちゃいけない。麻酔だけは打たないでくれ。』といって、 麻酔なしで手術を受けた」そうです。ただ、現代の医療で、麻酔で碁が弱くなるとは考えられません。
(念のため)
   GOのはなし−深〜い囲碁の話− | 札幌麻酔クリニック

武に虎 趙に牡丹や 調和の碁

趙治勲 関羽にならい 麻酔拒否

番碁にも アラシも強いが 麻酔ダメ

葛飾應為の得意な構図、血の滴る「関羽割臂図」 (左図)

歌川国芳画「華佗 骨刮関羽箭療治図 (下図)